ミサイル防衛の問題点

世界的に進む米軍再編、そして終わりなき対テロ戦争。その中で日米の軍事的一体化のシンボルとして日米ミサイル防衛計画が粛々と進められている。そこに隠されたアメリカの真の目的とは・・・。

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基礎知識編(4) Xバンドレーダーと情報の傘

2006/05/03(水) 10:49:59

:今日はですね、久しぶりに基礎知識編をやりたいと思います。題材はXバンドレーダーを選びました。それでは早速ですね、航空自衛隊車力分屯基地に米軍が配備する予定の・・・

:ちょっと待って!その前にさ~、レーダーっていうのは、そもそもどういう原理なの?あと、Xバンドって何のこと?

:待ってました!今日のキーワードを下にまとめたので、これを見てください。



レーダー
発射した電波を対象物にあて、その反射波を受信して対象物の方位、高さ、距離を決定する電波機器の総称。

Xバンド
周波数が高く(8~12GHzの周波数帯)、波長が短いので小さな形状のものも識別可能。ただし探知距離が波長の長いバンドに比べ短く、雲の影響を受けやすい。気象レーダーや航空交通管制それに速度計測用のスピードガンと幅広く使用されている。

FBX-T
Forward Based X-Band Transportable Radarの略。
説明は記事の中で簡単にします。

THAAD
終末高高度防衛; Terininal High Altitude Area Defenseの略。
詳しくはリンク先を見てください。

GBR
Ground Based Raderの略。
詳しくはリンク先を見てください。

SBX
Sea-Based X-band Raderの略。
詳しくはリンク先を見てください。




:なるほどね。それじゃ、車力に米軍が配備することになっているミサイル防衛用Xバンドレーダーというのは、どんなレーダーなの?

:はい、ミッドコース(宇宙空間)を飛翔する弾道ミサイルの観測・選別などを目的とするレーダーです。現在わかっている情報によると、当初は韓国に配備される予定だったらしいですが白紙になり、その後、佐渡島も有力候補に選ばれたらしいですが、最終的には青森県つがる市に在る航空自衛隊車力分屯基地にアメリカ軍はFBX-Tと呼ばれる車載移動式のXバンドレーダーを配備することに決まりました。こちらがそのFBX-Tの写真です。

J3.jpg


:裏側に回って見た写真がこれです。

J2.jpg


:このFBX-Tは、高解像度のXバンド帯、フェイズド・アレイ・レーダーで、もともとはTHAAD(終末高高度防衛; Terininal High Altitude Area Defense)のレーダーとして開発されました。

:ふ~ん、THAADってPAC-3よりも高高度で迎撃することを目指した「地対空」のミサイル防衛システムのことだよね。

:はい、THAADは1995年から6回続けて迎撃実験に失敗したのですが、このことが大きく報道されて有名になったんですよね。1999年になってやっと2回『成功』したことになっていますが、これらの実験は成功を容易にするために操作されていたとする指摘がアメリカ国防省内部から出ているそうです。

:昔からMD関連予算を獲得するために標的ミサイルに特定の周波数を発信するビーコンを搭載し、迎撃ミサイルにはそれをキャッチする受信装置を取り付けたりして、『実験成功』をゲームや映画の宣伝のショーように演出しているからタチが悪いよな。もしかすると実はイカサマだらけなのかもね。ところでさ、このFBX-Tの最大探知距離とかの性能面はどうなの?

:米軍の情報や消息筋の情報によると、FBX-Tの最大探知距離は500km以上1000km未満だろうという推定が有力視されています。ま、これは雲などの影響を受けない理論値ですけどね。正確な最大探知距離の数値は重要な軍事機密になっているので不明です。

:天気が重要なファクターになるということは、青森県が曇りや雨のタイミングを狙って敵側はミサイルを撃てば効果的ということですね。

:ま、そういうことになりますが、だからこそ、弾道ミサイルが発射される可能性が高い状況では、気象情報やカーナビや携帯電話などの民間商業サービスは強制的に米軍によって一方的に停止させられてしまう可能性もあるわけです。またミサイル防衛システムの警戒態勢をハイレベルにすると、PAC-3が民間旅客機を誤射してしまう可能性が高まります。そこで誤射を避けるための飛行制限もありえるでしょうし、これらに関連して電波障害が発生する可能性もあります。

:え~?コウタさん、それは本当ですか?

:そういう報道が過去にあったので、一本、記事を紹介しましょう。他にもあるのですが、それは参考資料として末尾に提示しておきます。


東京新聞 (2005年4月5日)

ミサイル防衛 関東など飛行制限


 防衛庁が導入を進めるミサイル防衛(MD)システムで、弾道ミサイルを迎撃する地上発射型ミサイル「PAC3」が発射態勢をとるには、民間航空機を誤射する危険を避けるため、関東上空などに飛行禁止区域を設定し、飛行を制限する必要があることが分かった。 

 また、弾道ミサイルを探知するための強力なレーダー波による電波障害が避けられないことも判明。有事に至っていない段階で、市民生活に深刻な影響が出ることになり、防衛庁は関係省庁との協議を始めた。

 防衛庁は政経中枢の東京を防衛するため、埼玉・入間基地の航空自衛隊第一高射群へのPAC3配備を決定している。

 弾道ミサイルが飛来する恐れが高まった場合に迎撃態勢をとるには、同高射群を編成する習志野(千葉)、入間、武山(神奈川)、霞ケ浦(茨城)の各高射隊の発射機を基地内外に展開する必要がある。

 誤って民間航空機を撃墜する危険を回避するため、防衛庁は飛行禁止区域の指定が不可欠とみている。

 また、弾道ミサイル探知に使用する強力なレーダー波が、携帯電話やテレビ受像に影響する可能性は高い。これらの問題は防衛庁だけで解決できないことから、航空安全を担当する国土交通省、電波事業を受け持つ総務省との協議を開始した。

 防衛庁は今国会に、弾道ミサイルを迎撃するための緊急手続きを定めた自衛隊法改正案を提出している。例えば北朝鮮から弾道ミサイルが発射された場合、着弾まで約十分しかないため、法律上の手続きを簡略化するのが狙い。だが、防衛庁は飛行制限や電波障害の問題について国会に説明していない。



:うわ~、そりゃまたずいぶん不便な生活を強いられちゃうかもしれないな。

:う~ん、こういう問題を議論しないで、ミサイル防衛ありきの交渉スタイルに怖いものを感じますね。この国の防衛庁は、隠密に行動するという一歩間違えば暴走しかねない(戦中は見事に暴走しましたが)スタイルで相変わらず動いているのですね。

:ところで車力に米軍のFBX-Tが配備されたら、何人くらいの人数が滞在することになるの?

:米軍の軍人約10人と民間人約50人が車力に派遣されるとのことで、今年中にそういう体制になるらしいです。FBX-Tは性能的な評価としては、GBRやSBXよりも劣りますが飛行機での空輸が可能なレーダーですぐに配備することができる利点があります。GBRの写真は冒頭の解説用リンクをクリックしてもらえれば見れます。SBXの写真はこちらです。

J4.jpg


:うは~、なんかパッと見だけでもこっちの方が高性能だってわかるな。だけどなんで米軍は最新鋭のGBRやSBXを日本の領土または領海に配備しなかったんだろうか?

:その辺のことはまだわかりませんが、たしかに気になりますよね。電波障害が強すぎる可能性やTHAADも日本に売り込む狙いが隠されている可能性や米軍がGBRやSBXを配備するのに必要な資金が調達できなかった可能性などが考えられます。とりあえず日本に配備するならこんな感じで輸送することになると思います。

J5.jpg


:ん~、いずれは米軍がGBRやSBXを日本本土及び日本の領海内に配備する可能性は十分残っているわけですね。

:はい、しかしその場合、情報の傘の問題がますます深刻化してきます。自衛隊が自国の防衛に対してですら自分で満足に情報収集できない組織になり下がり、米軍に情報を頼れば頼るほど、米軍依存症の弊害が強まり、その結果、財政的に日本に駐留する米軍を日本政府が支え続け、軍事行動的にも自衛隊が米軍の指揮下に入るという形が半永久的に続く仕組みが出来上がります。そうすれば、どんなに民主主義的な選挙で選ばれた有能な政治家が首相になっても日本国民よりもアメリカ大統領に忠誠を誓わざるを得ない状況が生まれます。これこそ日本政府が国民に隠し続けている『二十一世紀の日米同盟』だと思います。

:そっか~、ミサイル防衛計画が進めば進むほどアメリカのプレッシャーが強化され、日本の属国化がどんどん深まるっていうことだね。その兆候はもう至る所で見受けられるわけだけど、マスコミも政治家も見て見ぬふりだし、大多数の日本国民はアメリカの言いなりになることを肯定的に考えるようにマインドコントロールされて自分で考えるのを止めてしまっているから、既にもう手遅れの状態かもね。

:「学校で愛国心を子供たちに教えろ!」と主張している人たちに限って、アメリカの言いなりの人が多いんですけど、愛国教育の前にアメリカの属国から抜け出すことが先決なんじゃないですか?

:はい、本日はここまでです。ということで皆さん、一緒に何が私たちにできるか、じっくり考えてみませんか?それから・・・影ながら応援してくれる方には、
クリックをお願いします



《参考資料》
 TMD日米共同開発と北東アジア
 検証編(3) 金のためならイカサマもやる?
 「民間衛星も攻撃」――米軍の宇宙軍事戦略
 情報を支配するものが、世界を支配する国際情勢

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コメント
質問させてください。
>弾道ミサイルが発射される可能性が高い状況では、気象情報やカーナビや携帯電話などの民間商業サービスは強制的に米軍によって一方的に停止させられてしまう可能性もあるわけです。

弾道ミサイルが発射される可能性が高い状況
は事前に分かるものなのですか?よく北朝鮮のミサイル実験の際は、「ミサイル発射の兆候を察知して」とニュースなどで聞くことがありますけど、あれは軍事衛星から監視しているのでしょうか。

もし事前に察知されない形で攻撃されたら、気象情報やカーナビや携帯電話などの民間商業サービスが停止できないわけですから、Xバンドは対処できないということになるのでしょうか?
URL|自由 #vSXEnrFQ|2006/05/03(水) 19:38 [ 編集 ]
自由さんへ
 
お久しぶりですv-445
今回はv-285の持論や考えを述べずに現在の状況を解説します。



>弾道ミサイルが発射される可能性が高い状況は事前に分かるものなのですか?よく北朝鮮のミサイル実験の際は、「ミサイル発射の兆候を察知して」とニュースなどで聞くことがありますけど、あれは軍事衛星から監視しているのでしょうか。

現在の北朝鮮のテポドンの場合、ミサイル発射の兆候は米軍ならば3日前からわかると言われています。
これはミサイル発射基地が明らかになっているためで、発射準備の作業に必要な車両を偵察衛星で監視しているためです。
つまり発射台の組み立て作業工程と発射台にテポドンを立てる工程、液化燃料の注入工程などに時間がかかるためで、北朝鮮に対しては偵察衛星だけでなく韓国に駐留する米軍のU-2偵察機も使用可能らしいです。

ノドンの場合ですが、単なる発射実験をやるだけならば、兆候を察知できない場合もありえるかもしれませんが、もし日本やアメリカに対して北朝鮮が全面戦争するつもりで、弾道ミサイル奇襲攻撃作戦を実行する場合、アメリカの報復攻撃に備えて予備役の招集が必要になるでしょうし、アメリカ側(韓国も含む)の通信傍受によって大規模な軍事作戦を展開する予兆は察知されるものと考えられます。



>もし事前に察知されない形で攻撃されたら、気象情報やカーナビや携帯電話などの民間商業サービスが停止できないわけですから、Xバンドは対処できないということになるのでしょうか?

ん~、事前に察知できなくてもミサイル発射の探知&追尾はある程度できると思いますが、イージス艦やPAC-3を展開する時間がない場合や情報伝達に時間がかかった場合、迎撃ミサイルを発射することすらできない可能性が高くなると思います。
北朝鮮から日本まで弾道ミサイルが発射されてから7~10分で着弾すると言われています。
あと仮に事前に察知できたとしてもミサイル防衛システムの迎撃技術はまだ未知数なのはご存知の通りです。

URL|コウタ #T5cQRYBo|2006/05/04(木) 11:44 [ 編集 ]
ありがとうございます
なるほど。戦争となれば事前の兆候がある程度あるから、それから推測することができるということですか。事前に察知できるのなら、どう考えても先制攻撃した方が効率的だし、安上がりでしょうね。しかし、密かに移動していたり(トラックの後ろに積んでるやつ?)、配備されていれば、先制攻撃も難しいでしょうから、結局は無理ということでしょうか。
URL|自由 #vSXEnrFQ|2006/05/04(木) 23:32 [ 編集 ]
自由さんへ

どうもですv-446
結局のところですね、(これはv-285の個人的な見解が入りますが)北朝鮮の軍事的な脅威はマスコミや政治家によって誇張されていて、ミサイル防衛に多額の費用を投資するほどの意義が日本にはないということです。
(北朝鮮の口先の脅しを真に受けて、私たちは怯える必要は今のところないと思います。)
あと未確認情報ですが、中国は北朝鮮との集団自衛権を行使する軍事同盟を解消する方向で進んでいるらしいので、北朝鮮はかなり厳しい状況にあり、中国を敵視し過ぎるのも日本にとってはメリットが少ないと思います。
別にv-285は中国や北朝鮮を擁護するつもりはありませんが、脅威を煽りナショナリズムを高揚させることには反対です。
大地震に備えて耐震強度の弱い建築物を補強するための補助金などにミサイル防衛の予算を回した方が私たちは安心を買えるんじゃないのかなと考えます。

URL|コウタ #T5cQRYBo|2006/05/06(土) 02:20 [ 編集 ]

コウタさん。着々と、キャンペーンの素材を充実させていますね。
わたしは「核とミサイル防衛にNOキャンペーン]2006の集まりに顔を出そうと思います。

折角、スカウトになっているのですから、[決起 NOMDチームを創ろう]を張り合わせて、チラシにして持っていき、興味がある人に宣伝してきますね。

あくまでも、ブログ条での広がりをめざしているという事をはっきりさせるために、裏にわたしのブログもつけておきます。
URLsinken #-|2006/05/06(土) 12:51 [ 編集 ]
こうやって写真入りで載っていると
読みやすいし、理解しやすく感じました!

それにしても、随分不恰好なモノなんですね。。。
URL|ムック #-|2006/05/08(月) 04:19 [ 編集 ]
ムックさんへ

こんにちはv-448
褒めてくれてありがとうございますv-392

>それにしても、随分不恰好なモノなんですね。。。

え~と、不恰好というのは、FBX-Tのことですか?
確かにv-285も一番最初にFBX-Tの写真を見た時、米軍のXバンドレーダーとしてはなんか簡易型で拍子抜けのような気がしました。
もっとすごい高性能のレーダー(GBRやSBXなど)を配備してくると思っていましたし、FBX-Tの性能面を以前は過大評価していました。
もともとこの記事は『検証編(4) 中国 VS アメリカ?』の記事で読者の方から指摘された疑問点を自分で整理したものを記事としてまとめたものなんですよね。
現在は、その記事やコメント欄のやり取りの中にv-285が勘違いしていた部分もあったと反省していますv-409
さらにもっと新しい事実がわかれば検証編で自己検証も含めた検証をやりたいと思います。
では、また。


『検証編(4) 中国 VS アメリカ?』
http://kuma46.blog46.fc2.com/blog-entry-8.html
URL|コウタ #T5cQRYBo|2006/05/09(火) 10:26 [ 編集 ]
米レーダー配備で禁止空域 航空機に悪影響と国交省
米レーダー配備で禁止空域 航空機に悪影響と国交省

 在日米軍が航空自衛隊車力分屯基地(青森県つがる市)に配備するミサイル防衛用の早期警戒レーダーの電波が、運航中の航空機の計器に悪影響を与える恐れがあるとして、国土交通省は22日までに同基地周辺に飛行禁止空域を設定した。
 在日米軍の要請を受けた措置で28日から運用開始予定。国交省によると、在日米軍の訓練空域以外で、軍事上の理由による禁止空域の設定は珍しいという。
 禁止空域は同基地を中心に半径6キロの半円状。高度は約6000メートル以下で、大半が基地西側の日本海上空。これに伴い国交省は、青森空港と函館空港を利用する航空機の発着ルートを一部変更した。
 レーダーは、弾道ミサイルを探知する「Xバンドレーダー」。5月に日米両政府が合意した在日米軍再編の最終報告で配備が明記されていた。
(共同通信) - 6月22日19時52分更新
URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 08:41 [ 編集 ]
26日から飛行禁止に 青森、空自基地の周辺空域
26日から飛行禁止に 青森、空自基地の周辺空域

 航空自衛隊車力分屯基地(青森県つがる市)周辺に設定された飛行禁止空域について、国土交通省は23日、運用開始を28日から26日に変更すると発表した。在日米軍から外務省を通じ要請があったという。
 国交省は、在日米軍が配備するミサイル防衛用の早期警戒レーダーの電波が、運航中の航空機の計器に悪影響を与える恐れがあるとして21日、同基地周辺に飛行禁止空域を設定。青森、函館両空港を利用する航空機の発着ルートを一部変更した。
(共同通信) - 6月23日20時6分更新
URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 08:42 [ 編集 ]
新レーダーでテポドン監視 米、前倒しで試験運用
新レーダーでテポドン監視 米、前倒しで試験運用

 【ワシントン25日共同】米政府当局者は25日、北朝鮮が進めているとされる長距離弾道ミサイル「テポドン2号」発射実験準備を受け、航空自衛隊車力分屯基地(青森県つがる市)で米軍ミサイル防衛用移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の運用を26日にも試験的に始め、発射の警戒・監視に当たる考えを明らかにした。
 Xバンドレーダーの運用開始は当初夏ごろに予定されていた。弾道ミサイル迎撃のためのミサイル防衛システムを推進するブッシュ米政権は、テポドンが発射された場合は迎撃も検討しているとされ、運用開始の前倒しは発射をけん制する狙いがある。
(共同通信) - 6月25日20時56分更新

URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 08:43 [ 編集 ]
東京新聞:『北』ミサイルの威力
東京新聞:『北』ミサイルの威力
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060706/mng_____tokuho__000.shtml

 北朝鮮が5日、ミサイルを発射した。同日夜までに7発だ。いずれも日本海に着弾し、日本に直接的な被害はなかった。ミサイルには米国の一部まで射程に収める弾道ミサイル「テポドン2号」も含まれていたとみられる。立て続けに打ち上げられた北朝鮮のミサイルは、どれくらいの脅威をもらたすのか。その「威力」とは-。 

 「青森は自衛隊の陸海空、米軍の三沢基地がそろっている上に、さらに、Xバンドレーダーも稼働しようとしている。日本の中で最初に攻撃を受ける危険な地域になると不安を持っていたが、北朝鮮のミサイル発射で、現実味が増した」

 早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の設置に反対してきた青森県議会の渡辺英彦県議は、こう話す。

 同レーダーは、北朝鮮などからのミサイルを迎撃する米ミサイル防衛(MD)構想で“目”の役割を担う。同県つがる市の車力地区にある航空自衛隊車力分屯基地に設置、先月二十六日から実験運用が始まった。

 地元住民は農作物の風評被害に加え「レーダーは探知機器だから、もし戦争になれば、最初の目標になる」(渡辺県議)と不安を訴え、反対運動を展開してきた。北朝鮮のミサイル発射で、不安は募る一方だ。

 発射されたミサイルは軍事的にはどんな威力があるのか。防衛庁などによると、北朝鮮が今回、発射したミサイルは、複数のスカッド型、ノドン型とテポドン2号一発とみられている。

 スカッドは旧ソ連の同型ミサイルを手本に独自改良した。宇宙工学アナリストの中冨信夫氏は「スカッドといっても一部報道でいわれたスカッドC型なのかは分からない。飛行距離などから考えるとスカッドPIP(改良型)という可能性もある。C型ならば射程は五百キロ程度だが、PIP型の場合は千キロとみられており、日本さえ射程範囲に入る」と話す。

■古いデータは信用できない

 「ミサイル事典」(新紀元社)の著者小都元氏は「日本の一般的認識は、十年前のそれらの性能に基づいたものではないか。現在は、それぞれ大きく進化し、配備も進んでいる。古い性能データに基づく議論はおかしい」と過信を警戒する。小都氏も今回、スカッドの飛行距離が五百キロを超えていることから、スカッドER型という射程範囲が六百-千キロに延びた長射程型だったとみる。

 テポドンについては発射準備段階から動きは日米側に把握されていた。だが、スカッドは違うようだ。航空評論家の青木謙知氏は「スカッドはトレーラーに乗せて移動させることができる。発射ポイントを特定することが難しいし、当然、追尾、迎撃も困難だ」と指摘する。

■ノドン着弾率 半径1.4キロ50%

 中距離ミサイル・ノドンは「目標を中心に半径一・四キロぐらいに発射数の半数が着弾する精度では」(中冨氏)という見方もある。今回は「射程千六百キロある進歩型ノドンの可能性が高い」(同氏)。「今回は旧ソ連の潜水艦発射ミサイルを源流としたノドンBだったのではないか。以前に発射されたノドンが射程千三百キロだったのに対し、これは同二千五百-四千キロと異なる」(小都氏)という。

 一方、今回注目されたのが、米国の一部まで到達可能とされる大陸間弾道ミサイル・テポドン2号だ。

 米当局などは「今回の発射は失敗した」としているが、中冨氏は「テポドンは二段式で二段目のロケットに点火してしまうと本当にアリューシャン列島を越えてアラスカに到達する恐れがある。北朝鮮にはそこまでの度胸がなかったから、あえて点火させなかったのではないか。つまり失敗ではない」とみる。

 テポドンには速度、高度、エンジン燃焼温度や振動、制御装置の作動状況などを無線で発射基地に伝達できる装置を持つ。「今回は、二段目の分離が正常に行われたと確認できれば十分な成果。爆発したとされる点については、日本海に着水した二段目が日米に解析される危険を恐れ、遠隔操作で自爆させたのではないか。次は二段目にも燃料を入れるよ、というメッセージだ」と中冨氏はいう。

 未明に発射したことについても「発射データを解析されないよう、米軍の電子偵察機が飛び立つ前にテポドンを撃った」。

 これほど“連射”した狙いについて中冨氏は「発射角度などさまざまな撃ち方を試してみたということではないか。ミサイルの種類、着弾地点などをみるとよく考えて撃っている」と指摘する。

 青木氏は「ミサイルの液体燃料は、撃たない場合は機体から抜かないと内部が腐食する。容量が大きいテポドンの場合は燃料を抜くのは非常に危険がともない手間もかかる。撃たざるを得なかった面もあっただろう」と話す。

■二段構え迎撃課題は山積み

 こういった脅威に対しMD構想は、日本海に展開したイージス艦からのミサイルで北朝鮮ミサイルを迎撃し、撃ち漏らした分は国内の基地からパトリオット3型ミサイル(PAC3)で迎撃する二段構えだ。ただし、課題は山積みだ。

 「実験中の迎撃ミサイルの命中率は高まっているが、実戦では相手がどこに向かって発射したのかが分からないと迎撃はかなり難しい」(青木氏)「PAC3で迎撃するには防衛庁の配備計画では少なく、漏れる地域もある」(中冨氏)

 一方、外交戦略上の“威力”はどうなのか。

 防衛庁防衛研究所の武貞秀士・主任研究官は「六カ国協議のメンバーの中では、北朝鮮に対し、強硬な態度の日・米と、融和を考える韓国・ロシア・中国の間に温度差がある。その溝を拡大させるためには、やや効果があるかもしれない」と分析。特に韓国に対しては「米を取るのか、北を取るのか」と突きつけることになるという。

 しかし「米国に恐怖心を与えるという意味では効果がなかった。日本の防衛は強化されるし、日米の結びつきは強まるし、経済制裁でダメージを受けるし、北の思惑は外れた」と“威力”を否定する。

■振り上げた拳日本どうする

 さらに冷静な見方もある。ある北朝鮮の研究者は「日米が撃ったら大変なことになるぞ、撃てるもんなら撃ってみろと脅すから、北朝鮮は撃ってみただけ。日本政府の反応は通常の外交では考えられない騒ぎぶりだ」と首をかしげる。

 「米の動きを見ていればいいのに、日本が一人で盛り上がってしまった。北朝鮮問題は、日本との二国間問題ではない。北朝鮮は米、韓、中、ロがどう動くか観察できる立場にいる。逆に『なめられてたまるか』という反感が日本国内でエスカレートしている中で、日本は振り上げた拳をどう下ろすのかが一番心配だ」

 軍事評論家の神浦元彰氏は“威力”は別の方向に効いているとみる。「あまりにも北朝鮮にとってメリットのない賭けなので、軍部の暴走という推測もあるが、これだけの連射をやるのに、金正日総書記の意図が働いていないわけがない。むしろ(米の金融制裁などで)ガタガタになりつつある北朝鮮内部の状況を引き締めるため、対米戦争もあるんだぞと国内向けに発したメッセージではないか」

<デスクメモ>

 動きを止めエンジン音に耳を澄ます市民。第二次大戦中、ロンドンにドイツが放ったV1ロケットの飛来シーンを映画で見たことがある。音がやむと、皆一斉に隠れた。エンジンが止まると落下するからだ。命中精度は悪かったが、恐怖は十分だ。兵器は性能以上の威力がある。過剰反応は危険だが、過信も禁物だ。(鈴)
URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 08:51 [ 編集 ]
米民間人は全員「軍属」/Xバンド
米民間人は全員「軍属」/Xバンド/Web東奥・ニュース 2006年7月15日(土)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0715/nto0715_3.asp

 つがる市の航空自衛隊車力分屯基地で、米軍の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の管理運用にあたっている米国側の民間人は、全員が日本の捜査権、裁判権が制限される日米地位協定上の「軍属」扱いとなっていることが十四日、分かった。同市で開かれた「連絡会」の席上、米軍側が明らかにした。

 米軍によると、管理運用要員は総勢百人。このうち二人が軍人で、一人が米国ミサイル防衛庁職員。残る民間人はレーダーの製造元であるレイセオン社の社員と警備会社社員で構成される。

 米国の軍人、軍属が日本国内で罪を犯した場合、公務外の現行犯逮捕を除き、身柄の拘束や初動捜査が制限される。また、裁判権が両国間で競合する場合は、米軍側が第一次の権利を有するなど、日本側にとって不利な内容となっている。要員の身分については、これまで「多くが軍属になる」との説明にとどまっていた。

※写真=要員の身分などについて説明するカルキン少佐(右)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/imags2006/0715c.jpg
URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 08:55 [ 編集 ]
日米強硬派には“恵み”の北朝鮮弾道ミサイル
日米強硬派には“恵み”の北朝鮮弾道ミサイル
(世界鑑測 菅原出の「安全保障・インサイド」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
2006年7月12日 水曜日
菅原 出
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060711/106061/

 今回の北朝鮮のミサイル発射問題に関して、日本のメディアの報道では、「北朝鮮は正気を失った」「追い詰められて自暴自棄になった」というようなコメントが多々流されているようだ。

 しかし、純粋に軍事的に見れば、かなり合理的な判断の下でなされたと考えられる。まず発射の向きや着弾の場所はロシア沿海州沖、ウラジオストクやナホトカのあるピョートル大帝湾の付近であり、北朝鮮がミサイル実験を行う上で、近隣諸国との問題という点からはもっともトラブルが少ないと予想される場所に、実に的確に撃たれたという点である。もちろんロシアには事前通告をしていたと思われる。

*ミサイル発射は絶妙なタイミング

 スカッド、ノドン、テポドンと射程の異なる3種類のミサイルを次々に発射したことで、実験という観点からすれば貴重なデータが相当手に入ったし、ミサイル輸出のためのセールスデモンストレーションという観点からしても、途上国の潜在的なバイヤーに十分アピールするだけの結果を出したといえるだろう。
 
 7発もの弾道ミサイルを1日で発射したことで、いざ実戦となれば、ミサイルの一斉射撃も可能であることを見せつけて、日米が進めるミサイル防衛システムに対するけん制にもなったと彼らは考えているだろう。
 
 また政治的にも、アメリカがイラク問題で苦しみ、イランの核問題をめぐってはイランとの直接交渉に乗り出す構えを見せるなど妥協的な姿勢を見せだしたことや、G8サミット直前であったことなどを考えると、「ただでさえ手一杯の問題を抱えこれ以上面倒くさい問題にはかかわりたくないと考えるアメリカを直接交渉に引きずり出すには今しかない」と考えたとしても全く不思議はない。まさに絶妙なタイミングだったといえる。

*日米同盟強化、自衛隊強化を後押し

 このように北朝鮮は軍事的合理性や政治外交的効果を考えた上で、今回のミサイル発射実験に踏み切ったのではないか、と思われる。しかしより大きなピクチャーで見てみると、今回の事件は日米の対北朝鮮強硬派の勢いを増長し、日米同盟を強化させる方向へと一気に流れを加速させている。
 
 日米が軍事面での一体化を進め、ミサイル防衛システムの構築を進めている最中に起きたこのミサイル発射は、情報共有面での日米連携にとってまたとない絶好の実践的訓練の機会を提供してくれた。日米は持っている全ての情報収集能力を発揮してリアルタイムで情報を入手し、共有し、全てのミサイルを確実に追尾した。この6月末に航空自衛隊車力分屯基地に配備されていた移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」もフル稼働させることができたし、自衛隊としてもスカッド、ノドン、テポドンすべてのデータの蓄積をすることができた。
 
 アメリカのミサイル防衛推進派も内心万々歳だ。米国防総省が現在進める、北朝鮮やイランの弾道ミサイルからNATO諸国を守るためのミサイル防衛システム配備に対しても、これで反対意見は下火になるだろう。ポーランドとチェコ共和国に新たに迎撃ミサイルシステムを導入するという年間100億ドルのプロジェクトにゴーサインが出る見通しが一気に明るくなったのである。

*ミサイル発射は願ってもないプレゼント?

 日本国内でも、北朝鮮との友好を優先させる宥和派の勢いが弱くなり、日米同盟強化や自衛隊強化を目論む人たちの意見が強くなることは確実である。国民の意識も一気に後者に有利な方向に進んでおり、今や防衛庁長官が「敵地攻撃能力を持つのは当然」と言ってもOKな政治的状況ができつつある。
 
 北朝鮮は一定の合理的判断に基づいて今回のミサイル発射に踏み切ったのだろうが、結果として日米同盟強化や自衛隊強化を求める勢力に願ってもないプレゼントを与える形となっている。彼らにとってはまさに「恵みの弾道ミサイル」だったといえる。

(菅原出=東京財団リサーチフェロー)
URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 09:02 [ 編集 ]
Xバンドレーダーで捜索が一時中断
気まぐれ資料館: Xバンドレーダーで捜索が一時中断
http://tkuri.cocolog-nifty.com/log/2006/08/post_813b.html
URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 09:07 [ 編集 ]
Weapons School BMD解説
Weapons School
Aerospace 航空宇宙兵器
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aerospace.htm

イージスBMD イージス弾道ミサイル防衛
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aegisBMD.htm

弾道ミサイル防衛 BMD(Ballistic Missile Defense)
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/bmd.htm

(日本版)BMD 弾道ミサイル防衛
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/bmdjp.htm
URL|ゴンベイ #ftr86F3A|2006/08/15(火) 09:13 [ 編集 ]
初でこれかよw
まさか初めてが3Pになるとは思ってなかったしなあ。。。
イってもすぐまたヤっての繰り返しで結局5連続だぞww
1 0 万 もらえたからいいものの、大事な息子はまだジンジンしてまふww(・w・)
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URLパイパソ専門 #vBYErOnA|2008/05/23(金) 22:10 [ 編集 ]
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