ミサイル防衛の問題点

世界的に進む米軍再編、そして終わりなき対テロ戦争。その中で日米の軍事的一体化のシンボルとして日米ミサイル防衛計画が粛々と進められている。そこに隠されたアメリカの真の目的とは・・・。

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カナダ国民はどうするのか?

2006/03/07(火) 12:56:15

今日はカナダの新聞「Online Pioneer」の社説を紹介します。
全文を和訳する元気が出なかったのですが、その代わりに解説は入れておきました。

 
 
Conservatives vague on missle defence

Date: 03/04/2006 (2006年3月4日)
Web posted at: 3:00 p.m. EDT

Since the Conservative Party formed a new minority government, Canada's stance on the United States' ballistic missile defence system has become vague. Thus, this is emerging as a big issue now even though softwood lumber disputes still eclipse it.
Former Prime Minister Paul Martin was expected to support the missile project. But, due to the fragility of the minority government and opposition from backbench Liberal MPs, he made clear it Canada would not participate in the project and rejected the U.S.'s offer.
Suddenly, it is very likely Canada will participate in the missile defence under Harper.
In fact, Defence Minister Gordon O'Connor raised the possibility of Canada's future participation to the missile defence at his first public speech on Feb. 24, saying the Conservatives will consider the issue if the U.S. government invites it.
Yet, U.S. Ambassador to Canada David Wilkins recently told the Toronto Star, there was no plan to ask Canada to join the project. Still, it is a high priority for the Americans with our government. We are expected to be invited again soon because the United States would like the missile defense program to operate under auspices of North America Aerospace Defence Command.
Is participating in the missile defence the right decision for Canada?
It is a fact that not many Canadian are enthusiastic about participating in the project because they are doubtful about the U.S. administration. When Martin said Canada would not join the missile defence, 54 per cent supported his decision, and 36 per cent disagreed with him, according to the Toronto Star.
The U.S. has spent more than $100 billion on the project since 1983, but with nothing concrete to show the public. Indeed, some scientists doubt the feasibility of the project because the laws of physics work against it. Also, even though once George W. Bush stated the U.S. would not seek a financial contribution to the project and it would not cost as much as the U.S. spent, some people point out that it is possible for Canada to spend $10 billion on the project annually. It would be more useful if the same money could go to other national issues such as health care and education.
Harper has been citing tax cuts during his campaign and O'Connor has just addressed military spending, adding 13,000 new full-time troops.
There is no way the government will find the money without the additional costs eventually being born by Canadian citizens.
Moreover, if the project is completed, the U.S. will gain power and facilitate its gunboat diplomacy. As China and India have been rapidly growing, the U.S. sees them as obstacles to the U.S economy. With its missile defence system, the U.S. will demonstrate more power, and other countries will likely increase defence spending to gain their own military power.
This vicious circle has existed since the World War II, driving many countries to develop military regimes. Canada's national budget for military has been increasing steadily and defence spending is expected to reach $5.2 billion in 2010. It is almost 11 times as much as the defense spending last year and if it continues to increase, some additional costs to the citizens will be inevitable.
Since 9/11 has occurred, international threats are more visible and all countries are sensitive to defending themselves. Many seem to be overreacting.
If the new minority government decides to join the project, Canada could be financially crippled. The success of the project is not assured so that the money spent for the project might be totally wasted.
The disadvantages are obvious, the missile defence will not benefit this country even a little, and Canada should not participate in it.
 
 
 
の解説:
この社説を読むと現在のカナダのミサイル防衛の状境がある程度わかると思います。
カナダの当時首相だったPaul Martinさんは、初めはミサイル防衛賛成派でミサイル防衛に参加することが政府の規定路線だったらしいですが、カナダ国民の反対が強かったので2005年2月25日、アメリカの参加要請を拒否しました。

しかし、現在のカナダの首相のStephen Harperさんはミサイル防衛の積極的推進派なので現在、カナダは参加するかどうか再検討しているそうです。
カナダ国民が再びミサイル防衛に参加することを拒否できるのか、それともアメリカの圧力に屈するのか、注目したいと思います。

個人的にはカナダの新聞の社説の以下の部分が印象に残りました。

Moreover, if the project is completed, the U.S. will gain power and facilitate its gunboat diplomacy.
さらにもしミサイル防衛計画が完結したら、アメリカは強力になり、砲艦外交がやり易くなる。


の持論(というか説)をここで詳しく述べることはしませんが、ここの部分こそミサイル防衛の問題点の核心部分だと思います。
ただミサイル防衛計画は現在進行形でも十分に砲艦外交はやり易くなるんですよね。
それから「砲艦外交」で思い出したことを紹介しておきます。
(話がちょっと飛んですいません


それだけではない。
隠し持つ(疑い・容疑)というだけで、相手国を攻撃し、侵略してしまった。
これは人間が築いてきた歴史の中で否定されてきたはずの予防戦争なのである。
難しいので簡単に説明すれば、国際警察官を自称するアメリカ人が、
武器を隠し持っているというだけで逮捕し、裁判を開くことなく死刑を決め、
その国際警察官(自称)は、自らの手で死刑執行を行ってしまったのだ。

終結から2ヶ月が過ぎるが、大量破壊兵器が未だに発見されていないということは、
国際警察官は無実の容疑者を処刑してしまった可能性も出てきている。

かつて日本にアメリカからペリーと言う1人の男が、軍艦を率いてやってきた。
日本の歴史教科書の中では、日本を開国させ、欧米文化を浸透させた立役者のように扱われている。
しかしペリーは本当にそうだったのだろうか?

ペリーは開国を迫る書簡のほかに、一通の手紙が添えられていたことを意図的でもあるかのように隠されている。
その内容には驚愕させられる。

『日本が鎖国の国法を盾に通商を認めないのは、天の道理に背き、その罪は大きい。
通商を開くことをあくまでも承知しないならば、我々は武力によってその罪をただす。
日本も国法を盾に防戦するがよい。
戦争になればこちらが勝つに決まっている……(以下省略)』

ペリーの黒船艦隊は砲門を陸へ向けて、いつでも戦闘できるよ臨戦態勢下にあったという。
この時代、武力を背景に弱い国を脅かすことは当然であった。
「砲艦外交」「植民地主義」と言われるものである。
この手紙はブッシュ大統領が度々演説している内容と同じに感じるのは、私だけだろうか?



イランの核開発問題への対応を見ていると、今回またもや砲艦外交をアメリカはしているように見えますよね?

さて、話を戻しますが、社説の結語は以下のようになっています。


If the new minority government decides to join the project, Canada could be financially crippled.
もし新しい政府がミサイル防衛計画に参加することを決めたら、カナダは財政的に不自由になるだろう。

The success of the project is not assured so that the money spent for the project might be totally wasted.
ミサイル防衛計画の成功は保証されていないので、そのプロジェクトに費やされたお金は完全に空費することになるかもしれない。

The disadvantages are obvious, the missile defence will not benefit this country even a little, and Canada should not participate in it.
ミサイル防衛は少しもこの国に利益をもたらさず、損失は明らかなため、カナダはミサイル防衛に参加すべきではない。
 
 
 
皆さんはどのように考えましたでしょうか?

 
 
:今日もミサイル防衛に反対の意思のある方、もしくはたちを応援して下さる方、あるいはもっと色々知りたい方、
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《参考資料》
資料1:元自衛官の憂い|「イラク復興支援特別措置法案に物申す」
資料2:CBC News / BALLISTIC MISSILE DEFENCE
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コメント

ハーパー首相はブッシュと同じ保守党ですから、かなり、アメリカ寄りになると思います。ただ、国民はミサイル防衛に大反対ですからどうなるでしょうかね。
URL|美爾依 #-|2006/03/10(金) 17:00 [ 編集 ]

美爾依さん、こんにちはv-281
カナダのハーパー首相は、まだ46歳なんですよね。おっしゃるように彼は保守党の党首でもあり、親米派です。

ブッシュ大統領は保守派の色合いが強い政治家ですが、彼が所属する党の名前は共和党ですね。カナダのマーチン前首相はミサイル防衛に最終的には反対した結果、アメリカの支持を失ない、不正疑惑などが発生し、マスコミに叩かれたように見えますよね?

日本でも小泉首相がミサイル防衛に反対していたら、同じことが起きたと思います。だから自民党も民主党もミサイル防衛に対して反対できないのではないでしょうか?と考えています。
URLコウタ #T5cQRYBo|2006/03/11(土) 23:59 [ 編集 ]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
| #|2007/05/19(土) 21:30 [ 編集 ]
俺の女神様w
俺にとって女は神様ですw
昨日も会ってきたんだけど、2回もヌいてもらって¥6ΟΟΟΟくれたよ(*^ー゜)b
もうやめれん。。w
http://span.yycola.net/yutto/ldvlaLfz
URL不死鳥 #g45yeIIg|2008/04/04(金) 22:30 [ 編集 ]
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