ミサイル防衛の問題点
世界的に進む米軍再編、そして終わりなき対テロ戦争。その中で日米の軍事的一体化のシンボルとして日米ミサイル防衛計画が粛々と進められている。そこに隠されたアメリカの真の目的とは・・・。
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検証編(8) SM3の飛行実験について (その1)
2006/03/12(日) 01:32:10
次世代ミサイル防衛、初の日米共同実験に成功 【ワシントン=五十嵐文】米国防総省ミサイル防衛庁は8日、日米両政府が開発を進める次世代ミサイル防衛の海上配備型迎撃ミサイル「スタンダード・ミサイル3」(SM3)の飛行実験をハワイ沖で行い、成功したと発表した。 日本の技術を採用したミサイル先端部分の覆い「ノーズコーン」の試作品を組み込んだミサイルで、米ミサイル防衛庁は初の日米共同実験での成功について、「画期的な出来事」と評価している。ミサイル防衛が実用化に向け前進したことで、計画実現に弾みがつきそうだ。 実験は8日午後3時45分(米東部時間)、ハワイのカウアイ島付近で実施された。大気との摩擦熱からミサイル先端のセンサーなどを保護するノーズコーンの試作品を、従来型SM3に取り付け、米海軍のイージス艦「レーク・エリー」から発射。3分後、弾頭の代わりに取り付けた遠隔計測器でノーズコーンが正常に作動したことを確認した。 従来のノーズコーンは発射から標的に直撃させるまでの間に、ミサイル本体を操作しなければ分離させることができず、軌道に誤差が生じやすい問題点があった。改良型では、ミサイル本体の操作なしで分離できるため、従来型より命中精度が高くなるという。 日米は1999年度から、次世代型迎撃ミサイル共同技術研究を進めている。日本が2007年度中に配備する従来型のSM3に比べると、防護範囲の拡大や命中精度の向上などが期待されている。日本は今年度から共同開発に移行することを決定し、14年度までの開発完了、15年度からの生産開始を目指している。 日本はノーズコーンや、飛翔速度を高速化させるための「第2段ロケットモーター」などを担当。米側は、標的に直撃して破壊する「キネティック弾頭」などを中心に開発を進める。 ◇ 防衛庁は、「今回の発射実験は研究段階の最終的なものと位置づけられる。開発段階移行に向けた技術的課題は解決した」(開発計画課)と評価している。 (読売新聞)3月9日
米ミサイル防衛庁は初の日米共同実験での成功について、「画期的な出来事」と評価している。ミサイル防衛が実用化に向け前進したことで、計画実現に弾みがつきそうだ。防衛庁は、「今回の発射実験は研究段階の最終的なものと位置づけられる。開発段階移行に向けた技術的課題は解決した」(開発計画課)と評価している。
ミサイル防衛、来春ハワイ沖で迎撃実験へ 日米両政府 日米両政府は、共同技術研究を進めている次世代型のミサイル防衛(MD)システムについて、来年3月にハワイ沖で初の迎撃実験を行う方針を固めた。両政府は迎撃実験を共同技術研究の最終段階と位置づけており、その後、開発段階に移る見通しだ。 両政府は99年から、海上配備型迎撃ミサイルの共同技術研究を開始。日本はミサイルの弾頭を保護する「ノーズコーン」や、弾道ミサイルを追尾する「赤外線シーカー」など4分野を担当している。 関係者によると、各分野の性能を確認するための試験を順次行う。そのうえで、来年3月にハワイ沖で、米軍のイージス艦レイク・エリーから、米軍が導入している海上配備型迎撃ミサイルSM3に、共同研究によるノーズコーンなどを搭載して発射し、迎撃実験をする。 日本政府は03年12月、SM3など米国製MDシステムの導入・配備を決定。共同技術研究をしている次世代ミサイルに関しては「将来的な開発・配備段階への移行については今後の国際情勢等を見極めつつ、別途判断を行う」としている。2月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)では「共同開発を視野に入れて(研究を)前進させる」と確認している。朝日新聞(2005年06月01日)
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